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マカオの概要
中国広東省南部、珠江河口の西海岸に位置し、マカオ半島・タイパ島、コロアン島から成る。
面 積 26.8平方km(東京都世田谷区の半分程度)
人 口 約48万人
歴 史 1513年ポルトガル人が居住権を獲得。
その後行政権を得て、1974年には「マカオ組織章程」を制定、立法会を設置。
通 貨 パタカ(Pataca)
1香港ドル=1.03パタカ。マカオでは香港ドルがそのまま通用する。
中国返還までの道程
1. 1979年中国・ポルトガル外交関係樹立時、マカオの主権は中国にあるとし、1986年より返還交渉を開始。 香港返還に比べ、ポルトガル側の慎重な姿勢もあり平穏に推移。
2. 1987年両国は「中ポ共同声明」に署名、マカオは中国の領土であり、1999年12月20日にマカオに対し主権の行使を回復する旨を宣言。
3. マカオは香港同様「一国二制度」の下で、外交・国防を除き、高度の自治権を有する マカオ特別行政区として、現行の社会制度、生活様式を返還後50年間 維持。マカオ基本法は、1993年に中国全国人民代表大会において採択済み。
マカオ驚異的成長
 マカオの成長の最大の根拠となるのが下記に示された中国本土からの爆発的な観光客の増加である。中国本土から広東省経由でマカオへ入境することが2003年9月より原則自由になったことから、中国本土からマカオへの観光者が爆発的に増えた。このためマカオの開発は急速に進んでいるが、その変貌ぶりは以前のマカオを知る人にとって、奇跡とも思えるほどの規模となっている。

  2005年度の日本国全体の外国人観光客は約500万人に対し、世田谷区の半分の面積のマカオに既に1871万人の観光客が入境、うち中国本土からの入境は1046万人であった。そして、マカオ国際空港から飛行機で2時間の商業圏内に11億人の人口を有しているが、ラスベガスは同じ2時間圏に2億5千人であり、潜在マーケットに格段の差が認められる。さらにマカオは、5時間以内の商業圏に地球上の人口の63%が住む好立地である。そこに世界最大のカジノ・リゾートが建立された暁には、世界一の観光地となる姿が想像にたやすい。

  年を追って増えるカジノ特有のリピータ(再訪問者)の増加も含め、中国経済の発展が国民所得の増大をまねき、よりカジノを含む余暇を楽しむ余裕も生まれること、中国主要都市からマカオ国際空港への直行便の増加、広東省からマカオへの高速道路網の完備も間近に控えることもあり、マカオへの入境者が年々増加する傾向にある。
ただ、現状は市場の成長の早さに、エンターテイメント施設やインフラの構築と、それに伴う外国からの投資が十分追いついていないのが現状であり、2006年現在マカオの変貌はまだ未完の状態にある。

マカオ巨大プロジェクト (息を呑む中国の潜在性。2008年、それはカジノで爆発する!! )

 アメリカ資本と中国政府が共同で造る未来の世界最大エンターテイメントアイランド。それが新生、夢のマカオ・プロジェクトである。
ポルトガル領として400年以上の歴史を有するマカオが1999年中国に正式に返還後、中国の特別行政区として1国2制度の資本主義自由経済のもと、中国で唯一、中国人および外国人がギャンブルを公式に認められた地域となった。

 2002年マカオ政府は、地元の財閥サー・スタンレー・ホー氏が40年間独占していたマカオのカジノ経営権を、ラスベガスの大手カジノ複合企業などに開放を実施。実質40年の独占に終止符を打ち、マカオは東洋のラスベガス化へ向けて巨大プロジェクトが始動した。

 マカオは、マカオ半島・タイパ島・コロアン島から成り、総面積は約27平方キロメートル。日本の世田谷区の約半分である。タイパ島とコロアン島の間約5平方キロメートルの海を完全に埋め立て、マカオ国際空港から車で5分の地に‘ラスベガスそのもの’を作る計画が進行中である。
本家ラスベガスからは、ベネチアンリゾートが約2,000億円かけて、世界の5つ星ホテルである「フォーシーズンズホテル」「マリオットホテル」「インターコンチネンタルホテル」「ヒルトンホテル」「スターウッズホテル」「ドルセットホテル」「リーガルホテル」の7つの豪華ホテルリゾートやカジノなどの複合施設で構成される一大カジノ・リゾートを建設中である。カジノをはじめ、イベント展示場、劇場、ショッピング・モールなど多くの複合施設の建設が既に始まっており、3年後の2008年には世界有数のエンターテイメント事業が展開される予定だ。その投資金額は、最終的には5,000億円ないし1兆円に達すると言われている。

マカオ 開発プロジェクト(公式発表済)
プロジェクト
資本
総工費
建設
ベネチアン・カジノ・リゾート・マカオ ラスベガス
1兆円
着工
ウィン・リゾート・マカオ ラスベガス
900億円
着工
MGMミラージュ・マカオ ラスベガス
1,100億円
着工
グランド・リスボア
香港SMJ社
380億円
着工
ギャラクシー・リゾート 香港ギャラクシー社
3,000億円(推定)
着工
フィッシャーマンズ・ワーフ 香港Melco社
2,000億円(推定)
着工
パーク・ハイアット・カジノ 香港Melco社/
豪州BPL社
900億円
着工
メルコBPLシティーオブドリーム
カジノリゾート
香港Melco社/
豪州BPL社
未定
着工
オリエント・マカオゴルフ・リゾート  
未定
着工
ハリウッド東洋映画村    
着工待
第2マカオ国際空港空港    
着工待
香港・マカオ直通橋    
着工待
タイパ島地下鉄    
着工待
東洋のラスベガスは、世界のラスベガスを変える!

 2004年5月に先陣を切った、ラスベガス大手カジノ運営企業であるSANDS社カジノ「マカオサンズ」(総工費約250億円、土地面積約4400坪ラスベガスの豪華カジノと同じ内装を採用)はマカオでの開業初年度で440億円の収益を上げている。ちなみにスタンレーホー氏率いる基幹カジノ、「リスボア」はそれまでマカオのカジノを独占する最大カジノで土地面積は約5200坪である。
「マカオサンズ」の効果もあり、2005年度のマカオのカジノ収益は前年比11.29%増の6708億円となり、大幅な伸びを示した。近い将来、マカオはラスベガスを凌ぐ世界最大のエンターテイメントシティになると予想されている。

 世界的なホテルチェーンによる複合開発により、マカオを世界的な観光地としてだけではなく、世界の国際会議場として、また世界の見本市やコンサート等の開催地へと変貌するだろう。(サンズ社共同声明より)もちろん、今回のように十数個の大プロジェクトが同時に1つの巨大プロジェクトとして行われるのは世界的にも過去に類を見ないのは言うまでもない。しかも、それはラスベガスでは数十年かかったことを3年で成し遂げようとする、かつてない規模の一大プロジェクトとなる。

 1967年WynnResort社がラスベガスに総合エンターテイメントカジノを建設したとき、ラスベガスの人口は25万人であった。現在170万人の大都市である。2005年マカオの人口48万人。3年でラスベガスを作る計画が終了した暁のマカオの人口は果たして・・・・。

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